今ではごく一般的なデーターの保存形式であるCSV。カンマ区切りのテキストデータの羅列ですが、このCSVのデータを吸い出せない場合があります。
代表的なところでは、楽天の顧客データなどがそれに当たります。出店しているショップの財産であるはずの顧客データが、ショップによって持ち出すことが出来ない。一見理不尽な感じもしますが、これは個人情報保護の観点との関わりから、データを外部に持ち出せない、ということも考えられます。
楽天の場合はさておき、通常システムを構築する場合、バックアップ用としてCSV形式での保存が出来るようになっております。CSVで保存が出来ると言うことは、データベースを変更したり、システムを刷新したりする場合、簡単・安全に移行が出来ると言うことになります。
出来ない場合はどうなるのか?以前、不動産会社の賃貸物件情報に関わったことがありますが、1件1件のデータをオペレーターに打ち込ませる、という作業が必要でした。こうなると手作業なので、タイプミスが必ず起こり、しかも時間による人工(にんく)計算による費用がかかり、多ければ多いほど莫大な金額がかかる。と言うことになります。
逆に言うと、システムを導入する場合やデーターベースを構築する場合は、必ずCSV等の共通フォーマットでバックアップを取れるようにしなければいけません。メルマガ配信などのメアドや顧客管理ソフトなど、ほんのちょっとしたデータでも同じ事が言えます。システム導入の際はお忘れなく…。中には悪意あって、CSVのバックアップを取らない業者もありますので。
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